青森県内の漁業が抱える課題を「寿司」を通して学ぶ授業が、青森県八戸市の小学校で行なわれ、子どもたちが楽しみながら青森の海について理解を深めました。
八戸市の新井田小学校で9日に行なわれた特別授業は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」が、大手回転寿司チェーンの「くら寿司」の協力を得て行ないました。
授業では、青森の海で起きている課題を映像で紹介したあと、市場に出回りにくい「低利用魚」の活用方法を魚の模型を使いながら児童たちが考え、持続可能な漁業について理解を深めました。
参加した児童
「海に流れるゴミのポイ捨てをなくしたり、普段出てきてる魚とか、いろいろな食材を残さずに食べることが大事だと思いました」
「低利用魚があるっていうことを聞いてびっくりしました。無駄になっているお魚がたくさんいることに気づいたので、そういうお魚も食べてみたいなと思いました」
小学生を対象としたこの特別授業は、弘前市や青森市、十和田市でも行なわれます。
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