秋のミカン、おおいた早生が出荷シーズンを迎え、10日朝行われた初セリでは5キロで3万5000円の最高値がつきました。

おおいた早生は、青い皮が残りながらも爽やかな酸味と甘さが特長の県独自の品種で、杵築市や津久見市などで栽培されています。

10日朝、大分市公設地方卸売市場で行われた初セリでは、5キロで3万5000円の最高値がつきました。今年は裏年で夏の猛暑がありながらも例年並みの出来で1キロあたり平均で338.4円と平年より高値で取引されました。

(県柑橘研究会・木村房雄会長)「糖と酸のバランスが非常に良い、食べておいしい、秋を感じていただきたいなと思います」

おおいた早生は9月上旬まで県内や福岡、関東に向けて、去年の8割程度の200トンが出荷される見込みです。

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