きょうから1週間は、国が定める「自殺予防週間」です。

こうした中、県弁護士会がきょう心や生活の悩みについて無料で相談に当たっています。

この相談会は、県弁護士会と日本弁護士連合会が3月の「自殺対策強化月間」と9月の「自殺予防週間」に合わせて毎年、開いているものです。

県内ではきょう、山形市の県弁護士会館でおよそ15人の弁護士と県の保健師が電話と面談で相談に応じています。

厚生労働省によりますと、去年県内では156人が自ら命を絶っています。前の年よりも28人減少していますが、引き続き対策が必要な状況です。

最近は今年の記録的な大雨の被害で、悩みを抱える人も多いということで、県弁護士会では、きょうの相談を活用してほしいとしています。

県弁護士会 渡辺大輔 弁護士「災害が起きた当初はなかなかそうした問題は見えにくいもの。起こってしばらく経ってくると法的な問題があらわになってくる。その時におひとりで悩まずに、ぜひ我々の相談窓口を利用してほしい」

県弁護士会では、きょう午後3時まで電話と面談で相談を受け付けています。

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