8月、秋田県大仙市で、50代女性がフェイスブックの「Yuzuru Hanyu Unofficial」というアカウントを、フィギュアスケーターの羽生結弦選手と信じ込み、電子マネー利用権合計2万円をだまし取られていたことが明らかになりました。

大仙警察署によりますと、被害者は2024年8月24日頃、SNSのフェイスブックを閲覧していたところ、自らがファンであるフィギュアスケーターの「羽生結弦」選手を使用した「Yuzuru Hanyu Unofficial」というアカウントを発見。これを羽生選手本人と信じ、ダイレクトメッセージでやりとりを始めました。
その後、お互いのLINEのIDを交換し、LINEに追加された「Private Folder」というやり取りを始めました。
8月25日から9月3日にかけて、前記のアカウントとやり取りしていたところ、相手から「パソコンのシステムのアップデートをする必要がある」「電子マネーを買って送って下さい」などと言われたことから、相手の指示に従い、2回にわたり、合計2万円分の電子マネーを購入して相手に番号を教えて、その利用権をだまし取られました。
さらに、そのアカウントから「プレゼントを贈りたい。受け取るための費用として、お金を振り込んでください」などと言われ、9日、金融機関の窓口で指定された口座に送金手続きをしようとしたところ、職員から詐欺の可能性を指摘され、警察に届け出たということです。
大仙警察署では「SNSを通じて知り合った相手から金銭援助の話を持ちかけられ、現金をだまし取られる被害が全国的に多発しています。このような勧誘があった場合、一人で判断せず、家族、知人、警察に相談してください」と呼びかけています。

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