飛鳥時代の遺跡が世界文化遺産の候補地に推薦されることになり、奈良県の明日香村役場は9月9日午後、垂れ幕を掲げて祝いました。

 推薦が決まったのは奈良県の「飛鳥・藤原の宮都」で、天武天皇や持統天皇の宮殿があったとされる「飛鳥宮跡」や「高松塚古墳」など22の遺跡などが含まれています。中国や朝鮮半島との緊密な交流のもと、日本列島において初めて生まれた古代国家の遺跡群です。

 推薦決定に明日香村の住民たちは…

 「うれしいですね。待ちに待った世界遺産ですから」
 「素晴らしいことかなと思います。みんなに明日香村の良さを知ってもらったら一番ありがたいです」

 奈良県なども会見を開き、山下真知事は「正式登録までに公共交通機関や周遊ルートの整備などに取り組みたい」と話しました。順調に進めば、2年後に登録されるかどうかが決まります。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。