兵庫県の斎藤元彦知事に対し、維新が「辞職」と「出直し選挙」を要求です。
兵庫県の斎藤元彦知事は9月6日の百条委員会で、自身のパワハラ疑惑などを告発した文書について、「誹謗中傷性が高く、公益通報にはあたらない。文書を作成した元県民局長への処分も適切だった」との認識を示しました。
これを受け、維新は9日午後、知事に「辞職」を求め「出直し選挙」で信を問うよう申し入れました。
(兵庫維新の会 片山大介代表)「(県政を)本当に前に進めるのであれば、改めて民意を問わなければいけない。『知事をやめろ』というキャンペーンのような、各党のスタンスとは少し違うと思います」
さらに、日本維新の会の共同代表を務める吉村洋文大阪府知事は、7日に電話で斎藤知事を説得したことを明らかにしたうえで、次のように述べました。
(日本維新の会 吉村洋文共同代表)「知事が物を投げる行為、机を叩く行為は、やってはいけないと話した。これはもし僕がやったらパワハラだと思います。知事を辞職して、県民に問うべきではないかという話をしました」
知事選で推薦してくれた維新からも「ノー」を突きつけられた斎藤知事は…
(兵庫県 斎藤元彦知事)「それでも3年前に選挙で負託を得て知事にならせていただきました。自分がどういうふうに道を進むべきかは、自分で決めていくことが大事だと思っています」
改めて辞職を否定しました。県議会では、最大会派の自民党も辞職の申し入れを決めていて、ほか3つの会派がこれに賛同する方向で調整しています。
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