運転手不足の解決に、万博の自動運転バスを実験的に活用。運行ルートが発表されました。

 大阪府では去年、富田林市などで運行していた「金剛バス」が深刻な運転手不足を理由に廃業しました。

 府は来年の大阪・関西万博の会場を走る自動運転バスを転用し、この地域で公共交通の実証実験を行う予定で、9月9日、近鉄の富田林駅や喜志駅に接続するルートで運行する案を発表しました。地元のバス利用者へのアンケートで需要が大きかった「通勤通学や買い物のために最寄り駅まで移動する手段」を確保する狙いがあるということです。

 今後は運行時間帯など詳細な検討が進められ、実証実験は2026年から人を乗せて行われる予定です。

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