『フレイル』という言葉はご存じでしょうか?「虚弱」を意味する言葉で加齢により心身の活力が低下した状態のことです。このフレイルを予防するため65歳以上を対象とした健康測定が新潟市で行われました。

【新潟市フレイルサポーター 栗原睦夫さん】「私が思うに社会参加が一番フレイルになりにくい」

フレイル予防につなげようと新潟市と地域のコミュニティー協議会が連携して開催したのが「フレイルチェック」です。

9日、参加したのは、北区に住む65歳以上の男女およそ30人。記入したチェックシートをもとに、4つのブースでフレイルチェックをしていきます。
こちらは、「片足立ち上がりチェック」。イスに座って両腕を胸の前で交差し、片足だけで立ち上がるものです。

私も特別に参加させてもらいました。
【記者リポート】「結構つらいですね。お尻の筋肉使いますね」

想像以上に難しかったですが、多くの参加者が成功していました。
こちらは「滑舌チェック」です。「タ」と「カ」を5秒間で何回言えるかを測ります。5秒間で30回が目安だそうです。

この他にも、「筋肉量の測定」や「ふくらはぎの周囲のチェック」などが行われました。

【参加者は】「片足立ちができなくてとても悔しいです」

【参加者は】「自分の弱点というか弱っているところがよく分かるのでそこを気を付けることが大切だと思う」

【新潟市フレイルサポーター 栗原睦夫さん】「こういうことをやることによって自分の体の悪いところが分かるわけだから、非常に明るくて良かった。これを継続してやっていきたい」

フレイルチェックはまた半年後に同じ会場で行われ、参加者は心身の維持や改善に努めます。

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