7日、富山県高岡市の射水神社で、恒例のあの相撲が行われました。化粧まわしをつけているのは…赤ちゃんです。
行司:「のこった、のこった」
これは、子どもの健やかな成長を祈って神事として行われている”泣き笑い相撲”です。参加できるのは、生後半年から1歳11か月までの赤ちゃんで、ことしは159人が土俵入りしました。
勝敗は、元気よく泣くか、満面の笑顔を見せたほうに軍配が上がります。
行司:「東、ひびきのさと~」
それぞれの家族が趣向を凝らし思いを込めた”四股名”も名物のひとつ。
”おなか翠輝”のお母さん:「よく食べてて、おなかすいてる時いっぱいあるんで」
記者:「なので、四股名が?」
”おなか翠輝”のお母さん:「おなかすいてる」
”和元食盛っ心”のお母さん:「わこがこの子の名前で」「元気な様子といっぱい食べることが好きなので、ぱくっとかけ合わせて”わんぱくっこ”」
四股名だけでなく、化粧回しを手作りした家族もいました。力士本人より家族の方がはりきっているようです。
”明日ノ丈”のお父さん:「ジョー行けー、泣けー、泣くんだジョー」
大泣きの相手力士に対し、”明日ノ丈”関は…動じず黒星を喫しました。
”明日ノ丈”のお父さん:「この子12月25日に生まれて、退院した次の日に地震が起きまして、その地震を乗り切って、絶対に大丈夫、何事も大丈夫っていう『丈』って意味もあります」
両親:「大丈夫の『丈』です」
社殿には、ことしも元気のいい泣き声と家族の歓声が響き渡っていました。
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