8日の長野県内は、各地で山岳遭難があり、救助要請が相次ぎました。

午前7時前には、標高およそ2,800メートル・北アルプス奥穂高岳のザイテングラート付近で、東京都町田市の47歳の男性がバランスを崩して3メートルほど滑落したと通報がありました。

男性は左足の骨を折る大けがです。

また、午前11時過ぎには、戸隠連峰の五地蔵山で、新潟県上越市の49歳の女性が転倒して左足を骨折しました。女性は夫と下山中に足を滑らせたということです。

ヘリコプターも出動(資料)


八ヶ岳連峰では7日、硫黄岳から赤岳鉱泉に向かう登山道で、神奈川県川崎市の56歳の男性が転倒して右足首を骨折し、8日正午前になって、警察に救助要請がありました。
男性は7人パーティーで下山中だったということです。

このほか、北アルプス奥穂高岳のジャンダルム付近で、埼玉県加須市の50歳の男性がおよそ15メートル滑落し、正午過ぎに救助要請がありました。

けがは軽いとみられます。

いずれも下山中の転倒などが多く、県警の山岳安全対策課は体力に合わせた山を選び、必要な装備を準備したうえで、秋山を楽しんで欲しいとしています。

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