「被爆体験者」を被爆者と認めるよう求めている裁判の判決が9日、長崎地裁で言い渡されるのを前に8日、原告や支援者らが長崎市で集会を開きました。

被爆体験者訴訟・原告団長 岩永千代子さん
「私たちはどこまでも真実を求めていきます。真実が分かる、どこかで明らかになることを希望にしております。」

当時の行政区域の関係で被爆者と認められていない「被爆体験者」は2007年から被爆者として認めるよう裁判を続けています。最高裁で敗訴した555人のうち44人が再提訴した今回の裁判では、放射性微粒子を体に取り込んだことによる「内部被ばく」が認められるかが争点となっています。

多長被爆体験者協議会 会長山内武さん
「裁判は裁判。こればっかりは司法の判断。必ず勝てると思っております。」

被爆体験者訴訟の判決は、9日の午後2時から長崎地方裁判所で言い渡されます。

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