沖縄初開催となる国内女子プロゴルフのメジャー第2戦、ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会の2日目が6日行われました。国内外のトッププロが集う今大会には県勢からは5人が出場しています。

プロ2年目・荒川は要所で崩れず

初日にOBを2つ叩くなど苦戦したプロ2年目の荒川怜郁は、前半2つスコアを伸ばすも、インスタートの後半1番でボギーをたたきます。

これ以上落としたくない3番パー3ではTショットが左奥のラフへ。アプローチも2メートルほど距離を残しますが、沈めてナイスリカバリー。崩れそうなところで冷静なプレーを見せ、2アンダーであすの決勝ラウンド進出を決めました。

3番 嫌な距離のパーパットを沈めた荒川



▽荒川怜郁
「大きなミスをすることなく平和に終えられたので良かった。あとは伸ばすだけなので、怖がらずに思い切ってプレーできたら」

産休明けの宮里美香「沖縄でメジャー大会、特別」

県勢トップの13位タイから2日目をスタートした宮里美香。前半3つスコアを落とし予選敗退がよぎりますが、後半は2バーディー、1ボギーと粘りのゴルフ。無事1アンダーで予選突破です。

産休明け、地元沖縄でメジャーの舞台に立つ喜びを感じながら7日の決勝ラウンドに挑みます。

産休明けの宮里 見事予選突破


▽宮里美香
「やっぱり特別ですね。沖縄でメジャーが開催されるのは初めてですし本当に嬉しいことなので、それが現役でプレーできるのは本当にありがたいこと。この暑さにやられている部分はありますけど、久しぶりに3月以来の沖縄でのプレーなのですごく楽しんでプレーできている」

新垣比菜は“我慢のゴルフ”

今年6年ぶりのツアー制覇を果たした新垣比菜は、2日目は23位タイからスタート。

今季1勝の新垣

9番、7メートルのバーディーパットはわずかにそれてパー。11番、10メートル以上のバーディーパットも惜しくも入らずと我慢のゴルフが続きましたが、1バーディー1ボギーにまとめ、決勝ラウンド進出です。

▽新垣比菜
「この試合を楽しみに来てくれている家族や親せきがいっぱいいるので、あと2日見てもらえることはすごく良かったです。たくさんバーディーを取って皆さんも私自身も気持ちを盛り上げていきたい」

2009年の覇者・諸見里しのぶと千葉は健闘及ばす

今大会の2009年の覇者、諸見里しのぶは9番パー5で魅せます。

3打目でピンまで2メートルにつけ、これを沈めてバーディー。しかし出入りの激しいゴルフとなった2日目はスコアを崩し、決勝進出はならず。

初日出遅れた千葉華も予選落ちに終わっています。

トップは、初日首位の21歳、竹田麗央が、2日目も5つスコアを伸ばし、13アンダーで単独トップをキープしています。

単独首位キープの竹田麗央

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