JR四国は、古民家を活用した簡易宿所を11月に香川県高松市に開設すると発表しました。来年の瀬戸芸や県立アリーナ開業で見込まれる宿泊需要を狙います。

11月14日に開業を予定する簡易宿所のイメージです。名称は「Setolive by 4S STAY」。JR高松駅に近い高松市錦町にある築54年の元料理店兼武道具店を約4000万円かけて改修し、庭付きの和室や洋室など5室と、共用のダイニング、カフェなどを備えます。

大人2人の利用で、1泊朝食付き1万5千円から、無人チェックインシステムも導入されます。JR四国は、社会問題化する空き家・古民家を活用し、地域の活性化にも寄与したいとしています。

(JR四国 四之宮和幸社長)
「いろんな旅行をする人にとってみると、選択肢が増えるというのは、今後四国への観光旅行者を増やす意味でもプラスになってくる」

特にインバウンドの利用を期待していて、今月(9月)12日から宿泊の予約を受け付けます。

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