岡山・香川の7月の有効求人倍率です。岡山県では1.41倍で6か月ぶりの上昇となり、香川県は1.43倍で全国7位の水準となりました。

岡山労働局によりますと、県内の7月の有効求人倍率は1.41倍で、前の月と比べて0.05ポイント増え、6か月ぶりの上昇となりました。また、新規求人数も1万5654人で、前の年の同じ月と比べて0.9ポイント増加と、10か月ぶりに改善しました。

産業別の新規求人数は、製造業・運輸業・宿泊業・飲食サービス業・医療・福祉などが増加したものの建設業・卸売業・小売業などが減少しました。岡山労働局では、「持ち直しの動きにやや弱さが見られる。物価上昇などが雇用に与える影響に留意する必要がある」とした前月の判断を据え置いています。

一方、香川県では7月の有効求人倍率は1.43倍で、全国平均の1.24倍を上回り全国7位の水準です。パートを含む新規求人の数は8082人と2か月ぶりに増加、求職者数は3379人で、3か月ぶりに増加しています。

産業別にみると、建設業や医療・福祉の現場、また運輸業、郵便業で人手不足が続いています。香川労働局は、「求人が求職を上回って推移しており、雇用情勢は緩やかに持ち直しているものの、物価の上昇などが与える影響に留意する必要がある」としています。

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