青森県弘前市の小学校で5日、児童たちが春から手入れをしてきたリンゴの実の収穫をしました。

弘前市の新和小学校は、学校の敷地内にリンゴの早生種「つがる」の木が3本あって、毎年3年生がリンゴの栽培を学んでいます。

2024年も児童17人が「人工授粉」や「実すぐり」など4か月間にわたって手入れをして、5日、リンゴのもぎ取りに挑戦しました。

2024年は8月下旬になっても朝夕の気温が下がらず、色づきがなかなか進まなかったということですが、それでも児童たちは10数cmの大きさに実った「つがる」を次々ともぎ取り、1時間足らずでリンゴ箱15箱分を収穫。早速かぶりつき、もぎたてを味わっていました。

児童は
「おいしい!最高!(5月の)花粉をつけるのが勉強になった。やったことがなかったから」

「思ったよりでっかく育ってよかった」

「甘くて大きくておいしかった」

収穫した「つがる」は保護者たちが選別し、6日に板柳町の津軽りんご市場に出荷され、収益金は学校の用品購入などに役立てるということです。

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