待望の新路線が、実現に向け動き出しました。米子空港と関西国際空港を結ぶ空の便は、2026年春からの運航開始を目指しています。

東京に本社を置く航空会社「ジェイキャスエアウェイズ」。

米子ー関西国際空港便の就航を、2023年秋に計画していましたが、運航機材確保の見通しがつかなかったことや新型コロナウイルスなどの影響で実現できていませんでした。

数ある空港の中で、米子空港が選ばれた理由は…

ジェイキャスエアウェイズ 梅本祐紀 代表取締役
「関空から海外のお客様、インバウンドをお連れするわけですけど、その際に非常に東京、大阪、京都というのはオーバーツーリズムがすでにひどい状況になっている中で、ゆったりと日本の自然を感じて、豊かに過ごせるエリアはどこかという観点で見た時にも、米子や富山は、非常に素晴らしいという風に見ております。」

ビジネスや観光での国内需要をはじめ、インバウンド需要にも期待が高まります。

使用するのはおよそ70人乗りの小型プロペラ機で、就航開始時は1日1往復。半年以内に2機目を追加し、米子便を増やすということです。

ジェイキャスエアウェイズ 白根清司 代表取締役
「最初は富山・米子でスタートしますけども、全国に地方と地方を結んで地域の人がどこにでも行きやすい交通網を確立していきたいと考えてます」

国内路線は、現在、東京便だけの米子空港にとって待望の新路線開設。気になる運賃は、今のところ、1万円前後を計画中とのことです。

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