長野県内では、1日に男女3人がクマに襲われけがをしました。県がクマの出没注意報を警報に切り上げる検討をしています。
5日午後5時半すぎ、安曇野市穂高有明で沢登りをしていた53歳の男性がクマに襲われました。
男性は1人で沢登りをしていたところをクマに襲われ、車で待っていた仲間に助けを求めたということです。
警察と市などによりますと、男性は左腕と頭などにけがをして病院に運ばれましたが命に別状はないということです。
市や警察などが警戒にあたりましたがクマは見つかっていません。
一方、松川村ではけさ、67歳の女性と83歳の女性が相次いでクマに襲われともに鼻の骨を折るなどの大けがをしました。
2人を襲ったと見られるクマは、その後、現場から1キロ余り離れた水路にいるところを発見され駆除されました。
長野県は、現在出している「ツキノワグマ出没注意報」を「警報」に引き上げるか検討しています。
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