TSMCの進出に伴う熊本県内の経済波及効果は、10年で11兆2000億円に上るという新たな推計が発表されました。

これは、9月5日に開かれた九州フィナンシャルグループの会見で明らかになったものです。

九州フィナンシャルグループ 笠原慶久 社長「10年間で、経済波及効果は熊本県内だけで前回の6.9兆円から11.2兆円に増加します」

2027年末までに稼働予定のTSMC第2工場の進出で、2022年から10年間の県内への経済波及効果は、去年(2023年)8月の推計値より4兆3400億円ほど増えて、11兆1920億円になると算出されました。

こうした中、熊本県菊陽町は9月5日、半導体産業のさらなる集積を見据え新たな工業団地の整備に向けた調査を、9月中に着手することを明らかにしました。

場所はTSMC第1工場の県道をはさんだ向かい側の地域、約25ヘクタールです。

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