今年7月、山形市で起きた住宅火災で消火活動に当たった3人にきのう、消防から感謝状が贈られました。

3人の連携プレーが火災の延焼を防ぐことにつながったようです。

きのう、感謝状が贈られたのは、山形市の会社員笹原絵菜さん(26)と、市内で保育教諭をしている山川晶子さん(45)と黒沼聖奈さん(26)の3人です。

3人は今年7月、山形市旅篭町一丁目で発生した住宅火災の消火活動に貢献しました。

笹原さんが娘をこども園に迎えに行った直後の帰り道で火災に気づき、園に戻って連絡。

その知らせを受けた山川さんが黒沼さんと協力しながら、園にあった消火器で火を消し止めたということです。

火事ぶれを受け消火や通報をした 山川晶子さん「本当に(火災)当日に避難訓練をしたばかりで、なんとなくマニュアルはしっかり頭に入っていたんですが、それを本当に自分が消火器を持って本物の火を消すというのは自分でも思いがけない経験ではあった」

火災の第一発見者 笹原絵菜さん「火が見えるとかちょっとした違和感を感じたら、もしそれが違ったとしても報告して通報したりすることが大切かと思う」

この火災によるけが人はいなかったということです。

気がついても、もし連絡をしていなかったら…

感謝状を贈った山形市消防本部は、3人の連携した行動が延焼拡大を防いだと評価しています。

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