熊本県天草市と長崎県南島原市を結ぶ島鉄フェリー内で、軽乗用車が壁に衝突して、3人が病院に運ばれました。

きょう(9月5日)午後2時50分ごろ、天草市五和町の鬼池港で「フェリーに車が突っ込んで3人くらいがけがをしている」と119番通報がありました。

警察や消防によりますと、鬼池港を午後3時に出発するため停泊していた「フェリーあまくさII」で、軽乗用車が乗り込んだ際、そのまま正面の壁に衝突したということです。

軽乗用車には70代の男性2人と80代の男性1人の合わせて3人が乗っていて、いずれも救急車で病院に運ばれました。このうち少なくとも1人は骨折しているということですが、いずれも意識はあるということです。

軽乗用車は、フェリーに乗るために先頭に並んでいて、他の乗客や車に被害はありませんでしたが、フェリーの運行には影響が出ていたということです。

フェリーは島原鉄道が運行していて、熊本県・天草の下島の北部にある鬼池港(天草市五和町)と、長崎県・島原半島の南端にある口之津港(南島原市口之津町)を約30分で結んでいます。

警察が事故の原因を調べています。

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