27日に投開票が行われる自民党総裁選挙の仕組みと、長野県内の国会議員の動きをまとめます。

まず総裁選の仕組みですが、立候補するためには12日の告示までに国会議員20人の推薦が必要です。

27日に投開票が行われ、国会議員が1人1票で367票、また党員票が同じ数の367票に配分されて、合計734票で争われます。

1回目の投票で過半数を取る候補がいればそこで当選者が決まりますが、いない場合は、1位と2位の候補による決選投票が行われます。

2回目は国会議員票が367票と47の都道府県連が1票ずつの、414票で争われます。

続いて県関係の国会議員の状況です。

衆議院長野1区の若林健太(わかばやしけんた)議員は、高市早苗(たかいち・さなえ)議員の推薦人で、大臣経験や政調会長としての実績、女性リーダーという点でも推しているといいます。

2区の務台俊介(むたい・しゅんすけ)議員は、当選が同期の小林鷹之(たかゆき)議員の推薦人になる予定で、能力があり、若くて包容力もあるとしています。

3区の井出庸生(いで・ようせい)議員は、上川陽子(かみかわ・ようこ)議員の推薦人で、10年間指導してもらい、ともに刑法の改正に取り組むなど、強い信頼関係があるとしています。

4区の後藤茂之(ごとう・しげゆき)議員は、総合的な判断力や改革志向があり、いますぐ総理が務まるとして、林芳正(はやし・よしまさ)官房長官の選対事務総長を務めます。

5区の宮下一郎(みやした・いちろう)議員は、「選挙管理委員のため、特定の候補の支持は表明できない」としています。

一般の党員票の発送は、12日の告示後に行われます。

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