令和のコメ騒動といわれる中、ふるさと納税の返礼品で人気となっているのがコメです。新潟県内の自治体では白米への寄付が去年より大幅に増えていることが分かりました。

ふるさと納税サイト「ふるなび」のホームページ、白米を返礼品にしている新潟の自治体は数多くあります。

ふるなびの調べでは白米への寄付が去年より大幅に増えていることが分かりました。
新潟県で見てみますと5月が去年の1.8倍、6月と7月が2.3倍に増えています。

サイトを運営してるアイモバイルは「メディアで“米不足”が本格的に報道され始めた6月に寄付件数が最も大きく伸びていて、ふるさと納税を通じてコメを確保したいニーズが高まっている」とみています。

新潟市ではコメに対する寄付が7月だけで3000件あり、去年のなんと60倍に。
寄付額は去年の数十倍となる1億1300万円に上りました。

8月上旬には異例のスピードでコメが売り切れたそうです。コメの定期便や無洗米など品目数を増やしたことも要因だとしていますが…

【新潟市 財務企画課 藤木修 課長補佐】「日々お問い合わせいただく中で、コメ不足が影響して寄付額が伸びているのかなという実感はあります」

一方、糸魚川市によりますと、今年の新米が主な対象となる8月の寄付額は前年のおよそ8倍に。

定期便で申請する東京や神奈川の寄付者が多く、担当者は早くも来年分を確保しようとしているのではないかと話していました。

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