福島市に、9月7日、7年ぶりに新たな結婚式場が誕生します。コロナ禍を経て、ブライダル業界にも徐々に活気が戻っています。

7日にオープンする「アマンダンアイル」は、昼と夜、それぞれ1組限定の完全貸し切り型でプライベート感の高さが魅力です。また、和モダンをコンセプトに作られた平屋建ての式場から見えるのは…。

佐々木夢夏アナウンサー「チャペルはガラス張りで開放感があります。そして、正面には吾妻小富士が見えます。絶景ですね」

安達太良山や吾妻小富士の雄大な景色が広がるほか、式場の向かいにある桜の名所「荒川桜づつみ公園」が臨めることから、現在は来年春の予約が多く入っているということです。

式場、ゲストハウスの利用増加

さらに、披露宴会場に併設しているオープンキッチンでは、地元食材をふんだんに使った2種類のコース料理を作り、出来立てを提供します。

アマンダンアイル・東條真也支配人「福島市内では全く新しいテイスト・デザインの結婚式場を作りました。ゆったりと落ち着いた空間で、挙式・披露宴一日を通してくつろぎを感じていただきたい」

最近の挙式や披露宴の傾向は、ホテルやレストランよりも、専門の式場や貸し切り型のゲストハウスが選ばれることが増えてきているそうです。

では、福島県内で結婚式にかける費用はどのくらいだと思いますか?

コロナ禍より33万円増、招待客数も

福島県内で結婚式にかける平均総額は、去年およそ300万円となりました。これは新型コロナウイルスが流行した2021年より33.7万円増えています。

コロナ禍では少人数の結婚式が主流になっていましたが、現在はコロナ禍前に徐々に戻ってきていて、平均総額が上がっているということです。

県内では、コロナ禍の2021年に60人以上の参列者を呼んだ人は全体の18.2%でしたが、去年は倍以上の36.9%となりました。

コロナ禍で大きな打撃を受けたブライダル業界も、徐々に活気を取り戻し始めているようです。

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