土地の登記手続きに関して判決文の写しを偽造して依頼者らに交付した疑いで、福岡地検は、福岡県弁護士会に所属する弁護士を逮捕しました。

福岡地検

有印公文書偽造などの疑いで逮捕されたのは、北九州市八幡東区の弁護士・竹内佑記容疑者(34)です。

竹内容疑者は去年5月、久留米市の事務所で判決文の写しを偽造し、依頼者に渡した疑いが持たれています。

竹内容疑者は、土地の登記手続きに関する依頼を放置していたにも関わらず、依頼者には訴訟を提起して判決を受けたと嘘の報告をしていて、そのことが発覚しないように偽造したとみられています。

福岡地検によりますと、竹内容疑者は別の事件の判決文に記載されていた裁判官の署名部分を切り取って貼り付けるなどして、偽造していたということです。

福岡地検は、竹内容疑者の認否を明らかにしていません。

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