大分県内の7月の有効求人倍率は1.31倍で9か月ぶりに上昇しました。
大分労働局によりますと県内の7月の有効求人倍率は1.31倍でした。これは前の月を0.02ポイント上回り、去年10月以来9か月ぶりに上昇しました。一方、新規求人数は前の年の同じ月と比べて全体で3.7パーセント減少しました。
主要9業種別にみると、運輸・郵便と生活関連サービス・娯楽、サービスの3業種が上昇、それ以外の6業種で減少しています。
大分労働局では物価高、賃上げによる経営の圧迫や、新型コロナ5類移行直後の求人増加の反動がみられると分析していて「有効求人倍率は高水準だが、改善の動きにやや足踏み感が見られる。物価上昇などが雇用に与える影響に注視が必要」としています。
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