能登半島地震の教訓を今後の防災対策につなげる検討会が開かれました。

この検討会は能登半島地震を踏まえ、新潟県の災害対応や防災対策の課題などを議論するため県が設置しているものです。

2回目の4日に議題となったのは、地震や津波からの避難について。元日の地震の際は津波警報を受けて、浸水想定区域以外の多くの人が車で避難したことで、道路渋滞が発生しました。

リスクが高い沿岸部の人たちがスムーズに避難できるよう『徒歩避難』と『車避難』の両立を図ることや、防災に関する情報を正しく住民に周知する人材を育成する必要性などについて意見が交わされました。

検討会では今後、孤立地域の対策や避難所運営のあり方などと合わせて、原発事故との複合災害時の対応についても議論していく予定です。

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