長崎県警の交通鑑識技能を高めるため実際の車を使った交通事故の実証実験が4日、大村市で行われました。

長崎県内の警察署に勤務する交通課職員40人が参加して行われた実証実験。事故の捜査に役立てようと件数が多い低速での追突事故が再現されました。追突時の車の動きやどこにどのような傷がつくのかを確かめます。傷跡が事故の状況を伝えます。

(警察官)「傷を見とけばこういうふうに車が動いてぶつかったっていうのは今後も自信をもって見ていけるかなと思います。」

(長崎県警察本部 交通事故鑑識官 福崎浩之 警部)

「難しい事故の現場とかに担当になったときに、正確に事故の状態を再現して捜査に役立てられればと思う」

実験は5日まで行われ、今後の交通事故捜査の基礎データとしても使用されるということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。