宮城県と仙台市が導入を目指す宿泊税について県は、村井嘉浩知事が出席する県民説明会を9月12日に開催することを明らかにしました。この説明会について村井知事は「私の思いをお伝えできる」などと、自ら宿泊税の必要性を訴えたいとしています。

村井知事:
「宮城の観光の将来のためには、持続的、安定的な観光振興財源が必要である。リーダーである私から、その必要性をお話しすることで、私の思いというものをお伝えすることができるのでは。不満を持っておられる方が直接、私にその不満をぶつけることもできるので、そういった人たちの声を聞く機会にもなる」

村井知事は4日の定例記者会見でこのように述べ、県民に対して自ら宿泊税の必要性を訴えたいとしています。

県によりますと、村井知事が出席する宿泊税の県民説明会は、12日の午後6時から午後8時まで、県庁講堂で開催されるということです。県は宿泊税の条例案を9月議会に提出する方針で、村井知事はこのことについて、「条例案を議会に提案する準備は整っているので、説明会での意見を聞いて制度を変えることはない」などと述べ、説明会で寄せられた意見は導入後の制度見直しの際に反映させたい考えです。

県民説明会について、定員は先着200人で、10日午後5時までに県ホームページの応募フォームまたはメール・FAXでの事前の申し込みが必要です。

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