大分市の歓楽街・都町で3日午後、警察は違法な客引きに対する一斉摘発に乗り出し、中国人の女2人を現行犯逮捕しました。

県迷惑行為防止条例違反(客引き)の疑いで逮捕されたのは、いずれも中国国籍で、エステ店従業員の48歳と57歳の女2人です。

48歳の女は3日午後11時前、大分市都町の路上で通行中の男性に対し、「マッサージどうですか。3千円」などと声をかけ、エステ店の客となるように誘い、客引きした疑いがもたれています。

57歳の女も同じ時間帯、別の場所で違法な客引きをした疑いです。

警察によりますと、都町を歩いていた男性は、いずれも取り締まりにあたっていた私服の警察官で、女2人は別々の店で働いていました。

女は男性に声をかけたあと、しつこくつきまとって店まで案内。そして男性が警察官だと名乗り、現行犯で逮捕したということです。

以前から「しつこくて迷惑だった」などと警察に苦情が寄せられていて、3日夜は大分中央警察署と県警の生活安全部、刑事部、警備部が共同で捜査員約40人を動員し、一斉摘発に乗り出しました。

取り調べに対し、2人は容疑を認めているということです。

警察は、歓楽街での悪質な客引き行為に対し、引き続き厳しく取り締まる方針です。

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