宮城県の村井嘉浩知事は4日の定例記者会見で、宮城県庁内のパワハラ防止対策について問われ「風通しのよい組織」などと述べました。

かつて宮城県庁に在籍した兵庫県の齋藤元彦知事がパワハラ疑惑の渦中にあることを受け、宮城県庁内のパワハラ防止対策について問われた村井知事は次のように述べました。

村井知事:
「パワハラのようなものに対しては、すぐに情報が上がってくるようになっています。宮城県は非常に人事制度が面白い制度で、下の者が上司に対して、人事課に全部評価をあげるようになっている。非常に風通しはいいと思います」

また、村井知事と齋藤知事は電話やメールのほかに、全国知事会で会った際に直接やり取りを交わしていたということで、村井知事が「大丈夫か」と尋ねると斎藤知事は「なかなか私の思いが伝わらなくて」などと話したということです。齋藤知事が宮城県庁に在籍していた期間について、所属していた市町村課や財政課では齋藤知事によるパワハラはなかったと認識しているということです。

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