青森県では、全国でも有数の「弘前さくらまつり」が12日、開幕しました。近年の早咲きにあわせて2024年は、記録が残るなかでは最も早い4月12日に開幕。花見客はコロナ禍前と同じ制限のないまつりを楽しんでいます。

市川麻耶キャスター
「弘前さくらまつりがきょう開幕。弘前公園では、きのう開花が宣言された弘前枝垂れが観光客を出迎えます」

日一日と華やぎを増す弘前公園。早咲きにあわせて「弘前さくらまつり」は例年より1週間以上早く、12日に開幕しました。

4月12日からのまつり体制は、記録が残る1947年以降、最も早くなりました。
2024年は飲食禁止エリアなどは設けておらず、コロナ禍前と同じ制限のない形での開催となります。

弘前市 櫻田宏市長
「制限を撤廃しての、もと通りのさくらまつりを開催できるのを大変うれしく思っています。必ずや満足していただけると思います」

ソメイヨシノの開花予想は外堀は13日、園内は14日となっていますが、会場には県内外から多くの観光客が訪れ早咲きのサクラを満喫していました。

台湾からの観光客は
「いい写真、日本代表のような感じで撮れました。最高ですね。満開だともっといい」

沖縄からの観光客は
「沖縄のサクラと違って風情があっていい」

花見客のなかには12日、人生の節目を祝う人の姿もありました。

夫婦は
Q.奥さんとサクラと城を見ていかがですか?

「どちらもきれいでよかったです」
「毎年来ているけど、サクラを見ながら写真を撮って歩いて特別感があっていい」

弘前さくらまつりは5月5日まで開かれ、約600本のサクラが園内を春色に染め上げます。

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