9月に入り、金沢市の兼六園では、秋の風物詩として知られるマツのせん定作業が始まりました。

国の特別名勝・兼六園では、毎年9月初旬にマツのせん定作業を行っていて、今年は台風10号の影響で、当初の予定より2日遅れて作業が始まりました。

はんてんをまとった庭師6人が、樹齢200年近い園内随一の枝ぶりを誇る「唐崎の松」で、木の形が崩れないように、枝の先端にある葉を1つずつ丁寧にむしり取っていきました。

日中の気温は上がり真夏日の予想

4日朝の最低気温は、白山河内で19.6度、金沢で22.7度など、暑さも落ち着きました。

ただ日中は高気圧に覆われて気温が上がる見込みで、最高気温は金沢で32度、輪島で30度の真夏日が予想されています。

兼六園のマツのせん定は10月中旬にかけて園内35本の木で進められ、11月に入ると雪つりの作業に取り掛かります。

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