石川県は、3日、一般会計で670億円余りとなる9月補正予算案を県議会に内示しました。
このうち637億円が、能登半島地震からの復旧・復興にあてられます。県の9月補正予算案は一般会計でおよそ670億3200万円となり、今年度の累計は1兆3073億円余りとなっています。
670億円のうち全体の95パーセントにあたるおよそ637億円は能登半島地震への対応に計上されています。地震関連では、被災者の暮らしとコミュニティの再建や能登の特色あるなりわいの再建、災害に強い地域づくりなどが大きな柱となっています。
このほか・賃上げ実施事業者への支援やカーボンニュートラルの推進なども盛り込まれています。
また、今回初めて復興基金としておよそ127億円が財源として充てられていて、馳知事は、３日午後、会見を開き詳しい内容を説明します。
県の補正予算案は、9月10日に開会する県議会9月定例会に提出されます。
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