島根県安来市の教育委員会が今年度購入した教師用の指導書が、本来必要な議会の議決を経ていなかったことがわかりました。

2日、安来市が明らかにしたところによりますと、対象の指導書は市内の小学校12校分、合せて904冊、金額にして2406万8330円分で、本来2000万円以上の動産を購入する際に必要な議会の議決を経ていませんでした。

今年8月、他の自治体で同様の事案があったことを報道で知り、確認したところ発覚しました。

これまでの指導書の購入では2000万円を超える契約はなかったということです。

市では3日開会する市議会に今回の購入契約追認を求める議案を提出するとともに、再発防止のため、議会の議決が必要な財産の取得について周知することにしています。

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