JR東海は、東海道新幹線の全線での運転を9月1日午後6時頃から再開すると発表しました。点検の結果、安全確認が取れたということです。

東京駅と新大阪駅の間で、午後6時頃から午後8時頃までに始発駅を発車する臨時列車を「のぞみ号」および「こだま号」として、それぞれ1時間あたり上下各2本程度運転するということです。臨時列車はいずれも普通車全車自由席での運転となります。

ただ、列車本数が大変少ないため、各駅、各列車とも大変な混雑が予想されます。このため、各駅で入場制限をする場合があるほか、希望の列車に乗車できない可能性があるということです。JR東海は、2日は始発から通常通り運転する予定のため、2日以降の予約を検討してほしいと呼び掛けています。

東海道新幹線は、1日の始発から東京駅と名古屋駅の間で運転を見合わせ、このうち東京駅と三島駅の間は午前10時半前に運転を再開していました。三島駅と名古屋駅の間は、計画運休が続いていましたが、点検が順調に進み、予定より早く再開できることになりました。

東海道新幹線が全線で運転できるのは、8月29日の夕方以来、3日ぶりです。

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