台風10号は、9月1日午後0時に熱帯低気圧に変わりました。JNNのまとめでは、これまで台風10号の接近に伴う死者は7人行方不明は1人けが人は129人となっています。

8月22日午前3時に、マリアナ諸島で発生した台風10号は、当初、東日本~近畿付近に接近する予想となっていましたが、進路予想が西へ、西へと変わり、非常に強い勢力になって、鹿児島・奄美に接近しました。

そして、台風接近に伴って鹿児島県と宮崎県に特別警報が発表されました。

台風の中心が通過したルートを見ますと、
鹿児島県→長崎県→熊本県→大分県→愛媛県→徳島県→高知県と、九州や四国を軒並み通過してから再び太平洋に出て、近畿・東海地方へ接近していました。


気象庁によりますと、西日本と東日本では、これまでに降った記録的な大雨により土砂災害の危険度が高まっている所があります。

また、太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の流れ込みにより、大気の状態が非常に不安定となっており、雷を伴った激しい雨の降っている所があります。


◆雨の予想

2日午後6時までに予想される24時間降水量(多い所)
関東甲信地方 100ミリ
東海地方 150ミリ
北陸地方 80ミリ
近畿地方 120ミリ

◆風の予想

東日本では2日にかけて、強い風が吹く所があるでしょう。
1日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
東海地方16メートル(25メートル)

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