青森県内で初めてとなる「日本ジオパーク全国大会」が、むつ市をメイン会場に開幕しました。全国各地から集まる「ジオパーク」の関係者によって、各地の貴重な地形や地質を備えた自然公園の魅力が発信されます。

30日は、むつ市の下北文化会館で開会セレモニーが行われ、実行委員会の名誉会長を務める宮下宗一郎知事が全国各地から集まった約930人のジオパーク関係者を歓迎しました。

実行委員会名誉会長 宮下宗一郎 青森県知事
「ジオパークの活動は地域の成長そのものだと私はそう確信しています。これまで下北ジオパークが歩んできたストーリーは恐らく全国のジオパークが歩むこれからのストーリーにもなる」

この後、地球温暖化や海水温上昇などといった変化が起きている「海」についてのパネルディスカッションが行われ、参加した人たちは未来に向けた海との関わりについて理解を深めていました。

大会は、9月1日までの3日間行われ、分科会や口頭発表などを通して関係者の連携を深めたり、各地のジオパークの魅力が発信されます。

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