青森県むつ市で9月、操業を予定している「使用済み核燃料の中間貯蔵施設」について、総務省は30日、保管する核燃料に県が課税することについて「同意する」と発表しました。

県は中間貯蔵施設で保管する核燃料について、核燃料に含まれるウランの重量で1キロあたり620円を課税することを計画していて、総務省は30日、この課税に「同意する」と発表しました。

県は、今回の核燃料税で2028年度末までに2億5600万円以上の税収を見込んでいます。

青森県 宮下宗一郎知事
「県民の所得の向上、子ども子育て政策、高齢者政策幅広く現状の県政の課題を解決するための財源にさせていただきます」

中間貯蔵施設を巡っては、宮下知事がむつ市長時代の2019年に核燃料へ市独自の課税を検討し、その後、総務省から核燃料税の創設について同意を得ていました。

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