台風10号による影響は、山陰地方の交通機関にも出ています。

JR西日本では、30日、山陰線、伯備線、因美線、木次線の各路線一部区間で午後から順次運転を取りやめ、特急列車も午後を中心に運休しました。

駅には計画運休の知らせを確認する人がみられ、払い戻しの窓口には行列ができていました。

利用客
「あした大阪に行く用事があって研修の予定だったんですけど、それが中止になって払い戻しに」
「出張でこちらに来てるものですから週末には帰りたいので。(列車が)動いてなかったら宿を確保しないといけないのでちょっと心配」

31日は、伯備線や因美線、山陰線の一部区間や特急やくも、スーパーいなばで始発から運転を見合わせるとしています。

空の便では、30日、全日空の萩・石見空港と羽田を結ぶ便が全便欠航、日本航空では出雲空港と福岡・隠岐を結ぶ便が全便欠航しました。

31日は、日本航空で福岡発出雲行きの第一便の欠航が決まっているほか、台風の状況によってはさらに影響の出る可能性もあり、最新の運航情報の確認が必要です。

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