パリオリンピック™のフェンシング男子エペ団体で銀メダルを獲得した古俣聖選手が、30日に母校・新潟第一高校へ凱旋し、4年後のさらなる飛躍を誓いました。

大きな拍手で迎えられたのは新潟市西区出身の古俣聖選手(26歳)。
母校のおよそ1300人の生徒の前で、熱い声援に感謝を伝えました。

「オリンピックに出場する前に寄せ書きをいただきまして、みなさんからメッセージをいただいて頑張ろうと思って、その力を競技にぶつけて、なんとかメダルをとって帰ってくることができました」

男子エペ団体のリザーブとしてパリ五輪に臨んだ古俣選手。
ハンガリーとの決勝戦では、3点ビハインドで迎えた第3試合から登場し、さらに第7試合でも点差を縮める活躍をみせ、銀メダルを獲得しました。

「熱量が全然違くて…。選手の熱もそうですけど、観客の熱の入り方とかもものすごかった」

生徒から出された「これだけは絶対に負けないという強みはありますか?」という質問に、世界の舞台を経験した古俣選手は…
「上達していくコツは『質×量』かなと」
「結果を出すためには『量』をかけようと思って」
「フェンシングにかける熱量は世界でもトップレベルだったんじゃないか」

【新潟第一高校 フェンシング部の生徒】
「古俣さんの後輩として、後輩という名に恥じないように、これから結果を残せるように強くなりたいと思います」

応援部からもエールを送られ、銀メダリスト・古俣聖選手は、母校で懐かしい時間を過ごしていました。

「嬉しさがいっぱいと、ちょっと気恥ずかしさも…」

古俣選手は、この日午前に花角英世新潟県知事も表敬訪問。
知事は銀メダルを手に「ずっしりですねー」と感想を漏らしていました。

古俣聖選手は、パリ五輪の経験を活かし、4年後のロスオリンピック™を見据えています。

「4年後のロスオリンピックには、1番には団体で金メダルをとること、2番目に個人で金メダルをとることを目標にして、今後また4年間頑張っていこうと思っているので、その気合いが入りました」

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