台風10号は1日にも熱帯低気圧に変わる見込みですが、新潟県内では警報級の大雨が降る恐れがあり、9月1日から翌2日にかけて土砂災害などに注意・警戒が必要です。

台風10号は午後3時現在、松山市の西およそ40キロ付近を時速15キロで東北東へ進んでいて、1日午前には熱帯低気圧に変わる見込みです。

漁船をロープで固定していた佐渡市の漁師。迷走する台風に困惑する声が聞かれました。

Q「来そうで来ないですね」
【漁師は】「うん、だから仕事にならない」

新潟地方気象台によりますと、県内は台風周辺や高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の影響で激しい雨の降る所があり、来月1日から2日にかけて大雨となる所がある見込みで警報級の大雨となる恐れがあります。

1日夕方までの24時間に多い所で、上越と中越で80ミリ、下越で60ミリの雨が、

さらに2日夕方までの24時間に上・中・下越で120ミリの雨が降ると予想されています。

新潟地方気象台は1日から2日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼び掛けています。

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