富山県南砺市立野原西にあるワイナリー「ドメーヌ・ボー」。
14ヘクタールの敷地で14品種のブドウを育て、100パーセント南砺市産、さらにエリアを絞った“立野原産”のワインを醸造しています。

きょうは白ワイン用のブドウ「ゲヴェルツトラミネール」の仕込みが行われました。
2日間に渡って収穫されたブドウは全部で1373キロ。ワインおよそ1400本分です。

収穫後、傷んだ粒を手作業で取り除き、さらに機械を通して粒と茎を分けます。

搾汁前の味を中山安治社長は「今年は酸が少し早めに落ちたようなので、甘い状態で今採っているので、口の中にうま味と甘味がぐっと広がる非常にふくよかなうま味がでていい感じ」と表現。

「ゲヴェルツトラミネール」は香りが特徴的な品種で、皮をむかないこのままの状態で一晩寝かせることで香り高く、きりっとした味わいになるということです。

これから3、4週間かけてアルコール発酵させ、ひと冬熟成させるとワインが完成します。

中山安治社長
「ここでできる最良の技術と設備と情熱をもって最良のブドウをワインにしてるという点では来年みなさんに十分楽しんでいただけるワインを提供できると思います」


きょうから醸造されるワインは、来年春から全国へ出荷されます。

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