大阪府立大学と大阪市立大学、府内の2つの大学が合併しておととし誕生した大阪公立大学。来年の森之宮新キャンパスの開設や再来年の授業料の完全無償化、さらには秋入学の導入に向けた取り組みを進めています。

 大阪公立大学は28日に会見を開き、現在の櫻木弘之副学長が来年の4月に学長になることを発表しました。

 今後の大学運営について、櫻木次期学長は「秋入学、英語の公用語化は簡単なことではない反面、国際化に向けて一つの大きなチャンス」「日本でも数大学しか入っていない世界大学ランキング500位以内、また取り組みを加速させることで200位を目指していきたい」と目標を語りました。

 櫻木次期学長は九州大学理学研究科出身で専門は原子核物理学。東大の研究所などを経て、1999年から大阪市立大学理学部の教授を務めていました。

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