兵庫県立大学は元職員の女性が国からの研究助成金約600万円を着服していたと発表しました。

 兵庫県立大学によりますと、国からの研究助成金を着服していたのは、神戸商科キャンパスで去年10月末まで経理を担当していた元事務嘱託員の女性です。

 女性は2019年8月から去年10月までの間、架空の請求書を作ったり学生らに謝礼として渡す図書カードを不正に発注・換金したりして、国からの研究助成金、通称「科研費」を約600万円着服したということです。

 大学の聞き取りに対し女性は着服を認めて謝罪したうえで、「金に困っていた」などと話しているということです。

 大学は女性を業務上横領容疑などで刑事告発する方針です。

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