岩手県と岩手大学が共同で制作したデジタル教材を使って、「世界遺産平泉」について学ぶ研究授業が一関市で行われました。

28日授業が行われたのは岩手県立一関第一高校・附属中学校の3年生です。

これは学校教育における世界遺産の教材化を目標に、県が5か年計画で進めてきた学習モデルの実践授業です。
生徒を対象とした授業でデジタル教材が活用されるのは今回が初めてです。
授業では「平泉はなぜ栄えたのか」をテーマに生徒1人ひとりが仮説を立てたうえで、デジタル教材を活用して仮説の裏付けを調査しました。
生徒たちは「採掘した金を交易の商品にしたからではないか」などの仮説を立てて情報を調べていきました。

県は、デジタル教材を使用した学習モデルを策定し、県内の学校現場での活用につなげていく予定です。

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