八重山上布が国の重要無形文化財に指定されることになってから初めてとなる展示会が、石垣市で開かれました。

この展示会は、八重山上布や八重山ミンサー織りなどの技術を保存・継承している、石垣市織物事業協同組合の組合員50人あまりの作品およそ650点が即売されているものです。

八重山上布は鳥などの小動物や自然の造形などを絣模様で表現した伝統的な織物で、今年、国の重要無形文化財に指定されることが決まりました。

八重山上布の育成者講習の受講生が仕上げた作品も展示され、この日は受講生2人が八重山上布の着物を着て登場、案内役となり会場に華を添えていました。

受講生
「これから携わったばかりなので学ぶことがいっぱいあると思うんですけど、前向きに楽しんで取り組んでいけたらと思います」

このほか、ミンサー織りのコースターやイヤリング、小物入れなども販売され、多くの人が買い求めていました。

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