中野市で22日夜、住宅が全焼し、焼け跡から2人の遺体が見つかりました。
警察は、遺体は高齢の夫婦の可能性があるとみて身元の確認を進めています。

夜空に立ち上る真っ赤な炎。

22日午後8時前、中野市竹原の小林春勝(こばやし・はるまさ)さん77歳の住宅から火が出ていると消防に通報がありました。

火はおよそ5時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅が全焼したほか、隣の倉庫も焼けました。

近くの住民:
「全体に真っ赤に炎が上がった状態でしたから」

焼け跡からは22日午後11時半ごろと23日午前9時半ごろ、性別不明の2人の遺体が見つかりました。

消防によりますと、この家には小林さんと高齢の妻が住んでいて、2人とも火事のあと連絡が取れていません。

近所の人によりますと、小林さんは足が悪く車いすを使っていて、デイサービスに通っていたということです。

警察は、亡くなったのは小林さんと妻の可能性があるとみて、遺体の身元の確認を進めています。

現場は、住宅や果樹園が広がるエリアの幹線道路沿いにあり、消防の車両およそ10台が出動するなど騒然としました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。