8月は厚生労働省が定める「食品衛生月間」です。
夏休みの子どもたちに食中毒を防ぐ取り組みになどついて知ってもらおうと、鳥取県日吉津村の農産物直売所で食の安全教室が開かれました。
鳥取県日吉津村の「ふれあい村アスパル」で行われた「食の安全教室」。
例年8月は、「カンピロバクター」や「腸管出血性大腸菌」などといった細菌による食中毒が多く発生するため、予防対策をよびかけようと毎年、鳥取県がこの時期に開催しています。
この日は、県内の小学生6人と保護者が参加し、手洗いをする前の手がどれだけ汚れているのかを数値で測るなどしました。
参加した子どもは
「手を洗う前は菌がすごかったから、手洗いは大事だなと思った」
「手洗いをきちんとやると、ばい菌とかが取れることがわかった」
手洗いを終えた子どもたちは、店内に並べられている食品の保存方法などを見学して、食の安全について学びました。
米子保健所 生活安全課 中西 鮎美 さん
「今年鳥取県では、『カンピロバクター』の食中毒が多い傾向になっていて、8月とかに増える食中毒ではあるので、手洗いを基本として、基本的なところを学んでいただきたい」
鳥取県は、今後も各地でこうした取り組みを続けていきたいとしています。
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