8月23日朝早く、熊本県合志市のアパートで60代の知人の男性を包丁で切りつけ殺害しようとしたとして、50代の無職の男が現行犯逮捕されました。

殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、熊本市北区八景水谷(はけのみや)の無職、江原聖志(えはら きよし)容疑者(52)です。

警察によりますと江原容疑者は23日午前5時ごろ、合志市須屋にあるアパートの一室で、この部屋に住む64歳の知人の男性を包丁で切りつけ、殺害しようとした疑いが持たれています。

近くに住む人「大きな声で『やめて』と声が聞こえて、男性と女性のもめている声が聞こえてきて、しばらく続いていた」

男性は胸のあたりをけがして病院に運ばれましたが、意識はあり、会話もできる状態だったということです。

また、当時部屋には男性と同居する60代の女性もいましたが、逃げ出し無事でした。

江原容疑者は玄関横の窓ガラスを割って部屋に侵入したとみられていて、警察が駆けつけた際、ベランダにいた江原容疑者の近くには、凶器とみられる血の付いた刃渡り約16センチの包丁が落ちていたということです。

記者「江原容疑者は以前、男性の部屋の上に住んでいて、警察には双方から『騒音トラブル』に関する相談が寄せられていたということです」

江原容疑者は警察の調べに対し「殺すつもりで切りつけた」「アパートに住んでいたころからトラブルがあった」と容疑を認めているということです。

警察は、さらに詳しく動機を調べることにしています。

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