来月(9月)から開催される「森の芸術祭」に合わせ、岡山県内で運行が予定されているJRの観光列車があります。きょう(23日)試運転が行われたのは、その名も「○○(まるまる)のはなし」。どんな列車なのでしょうか。

試運転が行われたのは観光列車「○○のはなし」です。普段は山陰線を走りますが、来月(9月)から行われる「森の芸術祭」に合わせ岡山ー新見間を期間限定で運行することになりました。

(平松咲季記者)「畳を基調にした、洗練されたデザインです。窓も広く景色がよく見えます」

和と洋、2つのコンセプトで作られた車両からは高梁川の絶景を楽しむことができます。

(車内に流れるアナウンス)
「備中松山城は山陰と山陽の中間地点にあるということで、交通の要衝と言われていました」

この列車最大の特徴は沿線自治体の担当者が行う、「はなし」。

地域の魅力をより深く味わってもらおうという試みで、伯備線沿線の歴史や文化についてのストーリーを日替わりで紹介します。

(JR西日本岡山支社 山田大祐さん)
「森の芸術祭の会場に行くまでにただ移動するだけでなく『はなし』を耳で聞いて、岡山県北の魅力を感じてもらえたら」

観光列車「○○のはなし」の運行は来月(9月)28日からの土日と祝日、運行されるということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。